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カテゴリ:都市と建築( 3 )

軒の出の大切さ

最近は雨が多いですね。雨の日はじめじめするとはいえ、暑い日射しが無いので個人的には助かりますが…
そして昼間晴れた日には、夕立が必ずと言っていいほど来ます。
昨日は箕郷のお祭りでしたが、花火の前に夕立があり、そして花火終了直後からまた雨が。
つまり花火の間は全く雨が降らなかったのです。強力な晴れ男もしくは晴れ女でもいたのでしょうか。

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この画像は良く晴れた先週金曜日のものです。
我が家の軒先。
火山灰の塗り壁が、前日の雨でびっしょりと濡れています(雨漏りの心配はありません)
軒の出のおかげで、濡れていない部分があるのがよくわかります。

最近は軒の出がほとんどない住宅も多いですね。
シンプルでかっこいいデザインだと思います。
しかし、軒は雨から外壁やサッシを守る役割や、日射しをコントロールする役割などを持っています。
例えば南側に軒があることで夏は日射しを遮り、冬は優しく日射しを取り入れることができます(これは太陽高度が夏は高く、冬は低いためです)

当設計室では建物をより長持ちさせ、住まい手にとって快適な環境を創出するためにも、軒の出は欠かせないものだと考えています。

坂内建築設計室スタッフ

by bannai-sekkei | 2013-07-29 14:13 | 都市と建築

景色

まだまだ肌寒い日もありますが、厳しい冬が嘘かのようにすっかり暖かくなりましたね。
箕郷公民館の桜が咲き始めていました。
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これは桜の近くにある紅梅です。

桜の写真を見ていたら、自分が一番最初に作った模型のことを思い出しました。
事務所の棚に置いてあります。
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この建物、もちろん私が設計したものではありません。
大学の授業の課題で、雑誌「新建築」だったかな?から選んだ住宅「八丁堀・桜庵」(設計:横河健氏)です。
その名のとおり、東京の八丁堀にある狭小住宅です。
間口が狭く、拓けているのは道路に面した方角のみ。
群馬だと、高崎や前橋などの中心市街地くらいにしかないような立地条件ですね。

この住宅の前面道路には桜並木があり、2階のリビングや中2階の畳スペースなどから桜を眺めることができます。
いわゆる借景です。
住宅の内部だけで完結してしまうのではなく、外部の景色を取り込むそのコンセプトに感銘しました。

我々もその建物だけで完結するのではなく、周囲の環境も考慮しながら建物を造っていきたいと思います。

坂内建築設計室スタッフ

by bannai-sekkei | 2013-03-26 17:19 | 都市と建築

大京都展

明日3/6~12、高崎スズランにて大京都展が開催されます。
京都の美味しい食べ物やお菓子、素敵な布製品などが販売されるようです。

京都といえば、古くからの建物が多く残っていますね。
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写真は祇園の一角です。
ぱっと目に付く格子、これは中から外は見えるのですが、逆に外から中は見えにくいそうです。
もちろん外部からの侵入を防ぐ役割もあります。
見た目に美しいだけでなく、優れた防犯機能も持ち合わせているのですね。

個人的に感心したのはこの建物。
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丸に「飛」の文字、佐川急便です。
見てのとおり現代の建物ですが、周囲の景観に合わせたのでしょう。
エアコンの室外機も格子で見えづらくしてあります。素晴らしい!
のれんもいい味を出しています。
思わず荷物を持ち込みたくなる雰囲気です。

坂内建築設計室スタッフ

by bannai-sekkei | 2013-03-05 16:03 | 都市と建築