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カテゴリ:勉強会( 2 )

森林ツアー

19日は平方木材さん主催の「森林ツアー」に参加してきました。

場所は上野村で森林セラピー。
まずはスカイブリッジ。
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天気悪!
そうこの日、一日雨だったんですよね・・・合羽着てたので風邪は引かずにすみました。
橋からの写真。
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山深い~、って霧出てますよ!
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橋から放たれるシャボン玉。山に向かって飛んでいく様がきれいですね。
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この機械から出てます。

そして神流川流域の散策路へ。
本来なら中ノ沢源流が森林セラピーの舞台らしいのですが、数日前に土砂崩れがあったとのことで変更となりました。
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美しい木立。
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散策路はこんな感じ。整備されているので歩きやすいです。
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神流川。確か関東一美しい川だったかに以前選ばれていたはず。
雨がたくさん降っているのに濁っていないのは、上流の森林が開発されていないからなんだそうです。
林道とかあると濁ってしまうらしい。
そんな話を森林セラピストの中野さんがしてくれました。
個人的にはマムシに咬まれても、上野村の山だと血清のある場所まで2時間で降りられない場所が多いので、そんな時は咬んできたマムシを捕まえて食べると助かる、って話が印象に残りました。
本当なんですかね・・・?
他にもダムができたおかげで鮎が海に産卵に行けず、川で産卵するようになったり(陸封、というそうです)とか、面白いお話が聞けました!
気になる陸封の鮎のお味や見た目は、一般的な鮎とは変わらないそうです。

本来なら森の中で寝っころがって森林の成分を浴びるそうですが、残念ながらコースが異なるため行われませんでした。
そしてお昼は森林セラピー弁当です。
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正直、名前から想像して、ドングリとか入っているのかなと思いましたが・・・
メインは上野村名物・イノブタの厚めの焼き肉でした。
お肉は冷えると美味しくなかったりしますが、これは美味しく頂けました!
ちなみに丸いのは味噌クリーム大福です。デザートまであるなんて、親切。

この後は下仁田町にある小井土製材さんへ見学に行きました。
群馬県産材の加工の様子。
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レーザーでカットする場所を示しています。ハイテクです。
そして乾燥する機械。
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蒸気で行うそうです。
一棟分入るんですって。
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端材やおがくずを燃やして蒸気を発生させているとのこと。
ゲートが開くととても熱いです・・・
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群馬県産材。
上から等級A、B、C。
Aはまっすぐ、Bはちょっと曲がっている、Cはもうどうにもならない感じ。
Aはそのまま柱や梁に使え、Bは集成材、Cはペレットなど。
群馬の山から取れる割合は、それぞれ1/3とのこと。
なので群馬県の林業の経営は大変らしいです。
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松の太鼓梁。
写真のとおり、上が機械乾燥、下が自然乾燥。
自然乾燥だとどうしても割れができてしまいますが、強度的には全く問題ないそうです。
機械乾燥のものは乾燥後、高圧洗浄で皮を吹き飛ばしているらしいです。
なかなか趣があると思いませんか?
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面白いものを見つけました!
たくさん細かい溝が彫られており、浮造りのようになっております。
見えるところの柱に使ったら面白いんじゃないかとウキウキしました。
ちゃっかりサンプルを頂いてきたので、見たい方は是非当設計室へ!
薄い板に彫られたものもあるので、壁材にも良いかもです。

平方木材さん、上野村の職員さん&中野さん、小井土製材さん、ありがとうございました。

おまけ。
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南牧村の道の駅で購入した、とらおのパン。
甘くて、カリカリで美味しい!添加物なしの素朴な味。
また買いに行きたいです。人気らしいですよ。

最後に、群馬県産材を使用して新築・改修を行うと、補助金が受けられます。
ご検討なさっている方は、是非当設計室にご相談ください!

坂内建築設計室スタッフ

by bannai-sekkei | 2015-06-28 18:35 | 勉強会

シンポジウム「建築物の適正化と維持管理」

本日は前橋工科大学で行われた、日本建築学会群馬支所夏季シンポジウム「建築の適正化と維持管理」に行ってきました。
前半は講演、後半はシンポジウムといった形式でした。

まずは建築物の長期使用においての問題点です。
建築物は設計・建設費用(イニシャルコスト)のみならず、使用していく際にかかる費用(ランニングコスト)、そして解体にかかる費用も考えなければなりません。
これらを総称してライフサイクルコストといいます。

ランニングコストには補修費用、電気代などのエネルギー使用費用などが該当します。
例えばRCの建築物を60年使用した場合、ランニングコストはライフサイクルコストのおよそ80%もの割合を占めるとのことです。
安いからといって、耐用年数の短い建材を使用するより、多少高くても耐用年数の長い建材を使用した方が、長い目で見れば費用が少なくなるということです。
我々建築関係者はその点を踏まえて、使用する建材の選定を行わなければなりません。

建築物は成長しない、という言葉が印象的でした。
建築物の価値は建った時が一番高く、その後は下がる一方なので、リノベーション等で価値を再び上げる必要があるという内容だったかと思います。

次に、皆様もたまに見かける光景だと思いますが、建築物の非常口なのに荷物でふさがれていたり、階段が最後の段だけ蹴上の高さが違い、つまづきそうになったり・・・
そういった不適切な設計・施工・管理は誰の責任なのか?

講演及びシンポジウムは、実際の事例を交えながら進行されました。
先ほど例に挙げた、ふさがれた非常口は建築物の管理者、蹴上の高さの違いは設計者(施工図を描けば防げたことではないかということで)の責任でした。
大雑把な部分だけでなく、建築物を快適に使用するには、細かい部分も手を抜けないことを改めて肝に命じました。

坂内建築設計室スタッフ

by bannai-sekkei | 2012-07-28 18:00 | 勉強会